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ぱんだの喘息日記

ぱんだの喘息日記

挫折

挫折した。
他の患者さん達からしたら、調子が悪いなんて言わない。
ただ、普通に生活したくて、学校に行きたくて…
治療に対しては、先生達以上に妥協はしない。
やるべき事は全てやってる。
日中や逆転だってした。
点滴なくなったらと言われれば、帰りたさに、先生やスタッフの判断で繋がれるまで我慢もした。
それなのに、いつも取り残される。
そして『ぱんだちゃんは、いつまでもいられていいわね~』って。
誰よりも自信ある私を、どおして帰してくれないんだろう…
本当に学校に戻れるんだろうか?
何だか疲れ切って、悲しくて、誰にも言えなくて、夜中、売店の前にポツンと座って泣いていた。
他のチームのフレッシュの先生に見つかっちゃって、下の先生が来てくれた。
下の先生は、主治医以外に初めてすぐに懐いた先生。
誰にも懐く事ない私が、3日とかからず懐いて、何があっても、必ず来てくれていた主治医が『何かあったら○○に言うんだぞ』と言うようになったくらい、お気に入りになった。
1~2時間おきには必ず来てくれて、朝は7時には来て、夜は2時過ぎに帰ると言って行ってくれる程。
ただ、天然!
その時は『そのスリッパちっちゃくない?』って…
思わず
『大丈夫?とか気のきいた言葉はないわけ?』と言うと、ふふふって( ̄▽ ̄)
あなたぁ…
でも、そんな時間が不思議なくらい楽しくて。
毎日、毎日、付き合ってくれてました。
凄く嬉しくて、ほんわかあったかい気持ちになって頑張らなくちゃって思えたのでした。




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